2012年03月07日

違う病名?

先日むち打ちの患者さんから問い合わせがありました。

交通事故によるむち打ち損傷で、痛みだけでなくめまいやしびれ、鬱に不眠などで困っておられる方でした。

保険会社からは8ヶ月で打ち切りを言い渡されたそうで、現在弁護士を立てて裁判の準備中だそうです。

ところでこの方、重い症状のため、当然あらゆる病院や治療院を巡って来られました。

当院へ通院したいが、今までにも散々治療でお金を使ってきて、出来れば健康保険を使用したいとの事だったので、交通事故によるむち打ち損傷では第三者行為の申請が必要であると伝えると、現在近所の整骨院へ通院しているが、そんな事は言われず、「違う病名で請求する」と先生はおっしゃったそうです。



「違う病名?」



こんな事をしているから柔道整復師は目の敵にされるんですよ。

この方は裁判で争う以上、現在も施術を続けている証明が必要なんです。

違う病名で施術を続けてそれが患者さんのためになるのでしょうか?

大いに疑問です
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2011年11月02日

脳脊髄液減少症

脳脊髄液減少症 朝日新聞 001.jpg10月14日厚労省発表の脳脊髄液減少症の画像診断基準が、今朝の朝日新聞でも掲載されていました。発表ではRIシンチについては参考程度にする事など、実際に確定診断を下される患者さんはかなり少ないでしょう。今後は健康保険適用が必須になってきそうですが、まだまだ課題は多くありますね。

ただし、脳脊髄液減少症という存在自体を否定する医者がほとんどだったため、確かな一歩とは言えそうです。
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2011年06月17日

むち打ち

今月でむち打ち治療協会からの退会を決意しました。

技術の研鑽に重きをおく自分のスタンスには、DMや広告活動に時間を割くのは無理と判断しました。

たった一年間の会員活動でしたが、たくさんの交通事故患者様が来院され、少しはお役に立てたとは思っています。

今後もむち打ち治療に自信を持つ自分としては、信頼し来院してくださった患者様には今まで通り全力で施術を行うとともに、さらなる進化をお約束致します。
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2011年02月17日

むち打ち損傷

現在追突によるむち打ち損傷で通院されているMさんは去年も同じように停車中に追突され、今年に入り治療が終了し、やっとこれから仕事も出直し・・・という矢先にまた脇見運転の車に追突されるという事態にみまわれました。

Mさんはそれまで本格的に格闘技をされていて、事故で引退に追い込まれた上、自営業をされているので、仕事ができないと収入がゼロ、さらに信頼を失うという現実を背負うことになりました。

体の痛みは尋常ではなく、それでも家族を養わなければならず、心に大きなストレスを抱えながら生活をしていくことになるのです。

幸せで希望に満ちた人生が、たったひとつの事故で一転するのです。

事故を起こした運転手は、もちろん故意ではないにしろ責任は非常に重いはず。ただ誰しもこのような事故を起こす可能性があるわけで、気をつけなければいけないというしかありません。

僕が言いたいのは、事故による被害というのはお金では解決できない計り知れないものがあるという事です。

Mさんのように皆が色んなものを背負っているわけで、そこまでを誰が保証してくれるのでしょうか。

事故の被害にあうと相手方の保険会社から損害賠償金を受け取れます。慰謝料や休業損害、後遺障害部分の損害(ほとんどは認定されない)など形式的に計算されますが、失った信頼や心に抱えるストレスなどは計算できるものではありません。

こういった事故が現実にしょっちゅう起こっているのです。

個人的には自動車保険はもっと高くしてもいいと思っています。その上で、交通事故被害者が少しでも救われるべきだと思うのはおかしいでしょうか?
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2010年10月15日

脳脊髄液減少症

脳脊髄液減少症とは脳脊髄液の減少により、頭痛やめまい倦怠感などの不定愁訴の症状を呈する疾患と定義されています。ただし名称としては低髄液圧症候群として使用されている。その理由を述べだすと、難しく僕もしんどいのでやめときます。要するにまだ確定診断を下すタ為のRIシンチという検査自体に疑問を抱く医師が多く、また治療法であるブラッドパッチ(EBP)の有効率が低いというのも影響しているようだ。これらは現在研究班が組織され、どんどん議論を重ねられると思います。

ここからはむち打ち治療を実際に行なってきた僕の見解ですが、治りにくいむち打ち症には共通する症状として頭痛やめまいやふらつきなどの不定愁訴が出たり治まったりを繰り返し、天候や体位の変化により症状も変化する(慢性的になると、変化もなくなる傾向がある)特徴があり、いわゆる低髄液圧症候群を呈してきます。増悪と寛解を繰り返すのは、髄液の産生と吸収のバランスが崩れ、疲労が蓄積した時や無理をしたときなどは産生が阻害され、相対的に髄液が減少した状態になるのではないか・・・と考えています。

現在通院されている◯本さんは、事故の10ヶ月後に当院を受診されたのですが、数カ月前に損保から治療打ち切りを宣告され、健康保険の第三者行為を申請し、健康保険にての施術となっています。車停車中に追突された過失割合がゼロの被害者の上、症状は典型的な低髄液圧症候群で、整形外科や整骨院で手のうちようがないと言われる程であるにも関わらず、治療を打ち切る損保のやり方には非常に怒りを感じます。かなり辛い日々を送っておられますが、本人は非常に明るく前向きで、必ず治るのだという強い意志があります。施術は通常の事をしていても変化がないので、他のアプローチを色々行っていると、改善してきたと喜んで頂きました。ご本人の前向きな強い意志があれば必ず良くなると信じています。また僕に対して絶大な信頼を寄せて頂き、それに応えられるよう全力で施術にあたっていきたいと思っています。

最後に脊髄液減少症が世に認められ、多くのむち打ち症患者さんが一日でも早く救われるのを心より願っています。
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2010年10月13日

自動車保険金は出ないのがフツー

当院は一般社団法人むち打ち治療協会から認定を受けているため、多くの交通事故被害者の方から問い合わせや来院があります。そんな方々を施術したり接していると、とてもストレスを受けているな〜と感じます。そのストレスの内容は、損保会社からのプレッシャーがほとんどです。プレッシャーとは「まだ治らないのか?」「今月いっぱいで治療費を打ち切ります」「慰謝料目当てじゃないのか?」「病院をあっちこっち変わると慰謝料が減額になります」などと、とにかく圧力を掛けてくることが多いようです。全ての担当者がそんな感じではないのですが、損保は基本的にお金を支払いたくないので、法律に乏しい素人に対して色々言ってくるのです。





加茂先生 027.jpgそんな中おすすめの本がこちら。

むち打ち治療協会の顧問弁護士であり、交通事故賠償の専門である加茂隆康先生が書かれた「自動車保険金は出ないのがフツー」
損保の不払いの実態や、悪質担当者への対応法など分かりやすく書かれています。





耶゙V先生 むち打ち本 001.jpgそしてもう一冊がこちら。

協会の代表であり、柔道整復師でもある柳澤正和先生の「むち打ち症のつらい症状は専門家と一緒に治す!」

ご本人も以前事故で辛い思いをされ、さらに慰謝料を減額されたという経験から、被害者の立場にたった一冊です。




そして最後に損保の方へお願いです。

数多くの交通事故を担当され、悪質なケースもあったでしょう。人間不信に陥った事さえあるかもしれません。しかし事故の被害者の方々はほとんど善良な市民で突然の災難にあってしまい、痛みや重だるさ、吐き気やめまいや頭痛で悩まされるのです。今まで普通に出来たことが、しびれや感覚異常で簡単にできなくなってしまうのです。むち打ちはただでさえ治りにくい疾患なので、被害を受けたにもかかわらず、加害者の代理人と考えられる損保の担当者に、高圧的な態度をとられると、それが非常にストレスになり余計に治りにくくなっていきます。

損保会社は外資が参入してきて本当に大変なのは理解できますが、一番大変なのはむち打ちなどで苦しんでおられる事故被害者の方々です。本当に辛いのです。

どうぞそれらをご理解の上、相手の立場に立った対応をよろしくお願い致します。

偉そうな事を申しましたが、自分も治療家としてのプライドがあり、とにかく早期に治すため全力を尽くすことをお約束いたします。


posted by masa84 at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | むち打ち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする