2011年03月15日

腰椎椎間板ヘルニア

40代女性。2週間前に腰をかがめた瞬間、腰と右側の臀部に激痛が走り、その日は一日動けなかったが、翌日少し動けるようになったので、整形外科に行きレントゲンを撮ると、「ヘルニアの可能性がある」

ドクターにMRIを勧められたが、本人の希望で鎮痛薬で様子をみることになった。

その後右足を引きずりながらも歩けるようになるが、いまだ日常生活に支障をきたすということで、友人の紹介で来院された。

初診時、確かにSLR40度で患側の母趾背屈力低下という事からヘルニアが疑わしい。

前屈は45度、右回旋で疼痛。特に後屈はほぼ不能の状態。

こういった場合、始めの治療肢位は右側臥位で行う。
比較的表層の広背筋、最長筋、腸肋筋、大殿筋、中殿筋などをざっくりと緩めていく。先日の勉強会で肩甲骨の動きを重要視されていたので、そのへんも確認しながら大円筋、菱形筋まで触っていく。
この後重要な腰方形筋、多裂筋、梨状筋、仙結節靭帯を緊張状態を見ながら丁寧に緩め、骨盤を操作していくと、この時点で動作がかなり改善し、反対側もざっくり緩め、立位で確認するとかなり楽になっている様子。ただ後屈時痛がまだ残っているので、大腰筋を仰臥位でじわ〜っと緩めていく。立位でまた確認すると、さらに後屈の可動域が出てきた。

が、この時点でタイムオーバー

もう少しやりたいことがあったのですが、患者さんはかなり楽になったと喜んでおられたので、昨日はそれで終了としました。

診断に迷いはなくなってきましたが、時間の短縮がこれからの課題ですね


posted by masa84 at 12:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 腰椎椎間板ヘルニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
触圧覚刺激法の手順では
〓肩甲骨の可動性を高める→体幹の回旋向上
〓体幹法にて広背筋、最長筋、腸肋筋を緩める→体幹の屈伸向上
〓体幹法にて中殿筋、腰方形筋を緩める→ディープマッサージ
〓体幹法にて多裂筋を緩める→ディープマッサージ
〓骨盤の操作
〓神経根出口の筋(この場合L5)
〓梨状筋を緩める
の順になっています。次回はこの手順で治療してみて下さい。
Posted by 柔道整復師@堀江 at 2011年03月18日 15:03
本当に細かくご指導ありがとうございます。まずは代償性を高めていくのですね。勉強になります
Posted by 高橋 at 2011年03月18日 16:20
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