2010年07月15日

TFCC損傷?


ulna.jpgTFCC損傷という手首の障害があります。TFCCとは画像の緑色で囲んだ部分にある三角線維軟骨複合体とよばれるもので、簡単にいえば手関節の安定化とクッションの役割をしている関節円板の一種と考えています。症状は水道の蛇口をひねったりタオルをしぼるといった動作で手首が痛み、診断はストレス検査(ここでは方法は省略します)以外にはMRIやレントゲンも行われますが、確定診断には内視鏡が必要なようです。多くは尺骨の突き上げ(ulna plus variant)があり、治療には尺骨茎状突起(赤色の矢印)を操作していきますが、難治性が多く苦労します。今朝来られた男性は子供と腕相撲をして痛くなったようで、TFCC損傷と断定はできませんが、疑いは強かったです。手首の回外(外に捻る)の際に尺骨茎状突起を操作しての動作法で3割程度の改善でした。後の固定はかかせません。


posted by masa84 at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 手首の痛み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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