2010年07月12日

ギックリ腰

ギックリ腰にはいろんなパターンがあります。重症なものには椎間板ヘルニアを伴うものや、痛くて動けない、ベッドに寝られない、腰に触れただけでも激痛が走る・・・などなど。なかでもさわれない時やベッドに寝れない時などは、治療が非常に大変な事があります。今回は比較的軽度のケースで、腰に触らずに短時間でかなりの改善をみた症例を紹介します。

今朝来られた40代女性。ゴミを拾おうとかがんだ時に右側の腰に痛みが走り、前屈しようとするとずきっとくる程度の軽い症状でした。こういったケースは下のものを拾う時広背筋が引き伸ばされて腰に痛みを起こしている事が多いので、広背筋に連結する大円筋を緩めると、痛みがかなり軽減することが多々あります。今回は大円筋を緩め、骨盤の動作法でほぼ痛みがとれました。腰が痛いからと言って、その部分を治療しなくても連結する遠隔の筋を緩めれば結果が出るというケースでした。こういった事は治療の現場では、非常によく経験するんですよ。


posted by masa84 at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ギックリ腰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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