2009年12月10日

胸郭出口症候群

30代女性。1年半ほど前右手の正中神経支配領域にしびれがあり整形外科を受診し、「レントゲンでは異常がないので、とりあえずビタミン剤を出しておきますので、様子をみてください」と言われ、変化のないまま月日が経過し当院を受診。長期にわたる変化のないしびれは、なかなか難しい症例が多く、今回もとりあえず犯人探しのため、色んな検査を行いました。まずは頚椎の神経根圧迫の検査では陰性、回内筋、手根管症候群でもどうやらなさそう。そうなると胸郭出口が一番怪しいと言う事で、アドソン、CCM、ライトテストを行い、CCMで脈の減弱としびれの悪化をみたので、肋鎖症候群と判断し、頚部の緊張を取り、鎖骨周辺のある手法を行うと症状が半減し、1年半続いていたしびれがかなり楽になり非常に喜んで頂きました。胸郭出口症候群では、他に斜角筋、過外転症候群というのもあり、それぞれ手法や治療の狙いどころが変わるので、これらの鑑別が重要になってきます。
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posted by masa84 at 08:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 手のしびれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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